長野県長野市にある西方寺のホームページ
本堂内の品々

天蓋(てんがい)

天蓋写真

宝永四年に西方寺から善光寺へ本尊が帰られる時について、西方寺古文書では「その日、西方寺御仮屋より本堂へ如来御入佛供養の行列次第の第十六番目に、麻の白布をもって屋根の四方を巻いた如来御供殿を、中衆十三人如来の左右に御供し、御供殿は中衆一家の者が奉持して第十七番目に天蓋を四人で持ち、この天蓋は西方寺へ下された」と記しています。
この天蓋は現在本堂外陣の天井にあります。


六道輪廻図

写真

 

 チベット大仏の仏師であるケサン氏によるタンカ画。ヤマ王(閻魔)の支配する苦しみの多い生死の世界である地獄界・餓鬼界・畜生界・人間界・修羅界・天界が 緻密に描かれています。この輪廻の世界を抜け出たところが観経曼荼羅に描かれる仏の世界です。




   

   

   

観経曼荼羅




 本堂の天井から下まで掛る曼荼羅(昭和56年の修理で上下を短くした)は十世得譽瑞光上人の代の享保五庚子年(1720)に作成されたと裏書きがされています。




   
   

   

   


御絵伝(ごえでん)

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 十七世俊譽上人の代に作成された元祖大師御繪傅八幅は長谷川等玉筆表、目書告月山主諦譽上人也、安政三辰年(1856)正月成就と裏書きにあります。



   


釈迦涅槃図







元文二丁巳四月八日(1737年将軍吉宗の時代)西方寺十二世静譽秀應上人代什物であると裏書きにあります。













天井絵

本堂の天井には、380枚の江戸期の草月、動物、怪物などの絵が描かれています。

天井絵写真天井絵写真天井絵写真
このほか、小林一茶が西方寺を詠んだ句碑がございます。こちらへ。




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